2023年6月25日日曜日
コマクサの大群落であった
2023年5月7日日曜日
【特別公開】浦佐毘沙門堂 楼門天井画 修復記念
南魚沼市 池田記念美術館で開催中(4/22~5/28)の特別公開展を見にいってきました。
浦佐毘沙門堂の楼門(天保2年 1831年に完成)二階にある天井画と板絵額が令和2年度から始まった修復作業を終え、寺外(池田記念美術館)で初公開されています。
展示後は楼門に再び戻されるそうですが、間近でじっくり見る機会は今後数百年はないとのこと! 撮影もOKでしたよ!
天井画に描かれた美しい天女と、板絵額に描かれた不思議な(個人的感想です)羅漢。
天女も羅漢も、美しい色のファッションとアクセサリーを身につけていて印象的でした。
※情けない感想で参考にならないと思います。気になったら池田記念美術館に見に行かれてください。
さらにさらに!
池田記念美術館さんで天井画と板絵額を展示している間、浦佐毘沙門堂の楼門(山門)二階も見学できます!
※楼門二階内は撮影禁止です。
楼門も見所まんさい!
天井画が外されているので、楼門の造りが見られるのですが、
建物内の造りや「すごい梁」は圧巻!
以前は地元の子ども達が楼門の二階で遊んでいたとガイドさんが教えてくれました。
天井梁にも昇っていたということで、木材の一箇所にチョークで記名がしてあるのを発見(見つけてね)。
楼門内には毘沙門天に仕える「28使者の像」が置かれていて、こちらも圧巻! 美の洪水です。
「28使者の像」の台座には、長岡藩主第9代牧野忠精の書が掘られています。
◆越後浦佐 普光寺 浦佐毘沙門堂 楼門二階見学会(見学会無料)
4月30日(日)
5月7日(日)
5月14日(日)
5月21日(日)
※いずれも10時~15時
毘沙門堂の楼門を見て、池田記念美術館に行って修復された天井画を見ると(逆ルートでも)
天井に画がはまったら、どんな空間になるのだろうか? とか、どうやって、天井画を楼門二階にあげるのだろうか? とか、想像が膨らみます。
楼門二階と池田記念美術館、両方見ると楽しいと思います。
楼門見学に行くと、池田記念美術館の割引券がもらえます。
あと、楼門の急な階段も!!
見所ではありますが、昇り降り、すごくすごく、気をつけてください。
2017年5月2日火曜日
佐渡島 鬼太鼓のイラスト
今日のイラストは、佐渡島を代表する伝統芸能「鬼太鼓」のラフ画です。
「おにだいこ」ではなく「おんでこ」と読みます。
鬼太鼓は佐渡島の各地区で様々な形式があり、約120地区で鬼太鼓が伝えられていると言われています。
いくつか流派があり、一対の鬼が躍るものや、鬼がいない鬼太鼓(豆まき流)など形が違い、それぞれ見どころがあります。
4月になると、各集落で祭りが開催され、鬼太鼓が披露されます。
「え? 4月開催なの?」
5月の連休、GWが明日からスタートしますので、このお休みに鬼太鼓を見に行こう!
と思われたかもしれませんよね(私もです)。
鬼太鼓は4月披露がピークのようです(汗)が!
両津の若宮さん「八幡若宮社例大祭」が、5月5日に開催され、そちらで鬼太鼓が披露されます!
大祭「湊祭り」では鬼太鼓のほか。獅子、神輿、芸山車が繰り出し、見どころ満載です。
ちなみに、佐渡は能も盛んな地域で、世阿弥とも縁がある島です。
各地に能舞台が点在しており、春から夏にかけては薪能が開催されます。
5月6日には両津薪能が行われるので「八幡若宮社例大祭」と一緒に見学されてみてはいかがでしょうか?
話しを、鬼太鼓に戻しますね。
鬼太鼓の鬼は雄雌があり、舞の形が違います。また、面の形や衣装や髪の毛の色も違っています。
仁王様や狛犬と同じように、口が「あ」「うん」の形で異なります。
雄⇒「吽 うん」 口を閉じうる。
雌⇒「阿 あ」 口を開けている。
面の色は、雄が黒で雌が赤。
髪の毛(舎熊 しゃぐま)は、雄が黒で雌が白系。
衣装の上着が雄が紫などで、雌が赤系。
面は憤怒の業に見えるので、雄雌どちも雄に見えますが。
あ、でも。鬼女というだけあるから、どっちも雌に見える……が正しいのかな?
佐渡の鬼太鼓は歴史深く、由縁もあり、興味深い伝統芸能です。
GWに開催されるイベントなどについて、以下に記載させていただきます。
よろしければ是非、佐渡に足を運んでみてくださいね♪
【八幡若宮社例大祭 湊祭り】
開催日:5月5日
開催地:佐渡市両津湊213(八幡若宮神社)
アクセス:両津港から車で約1分
※鬼太鼓、神輿、芸山車など猟師町の雰囲気あふれる例祭。
【天領佐渡両津薪能】
開催日:5月6日 19:30から
開催地:佐渡市原黒724(椎崎諏訪神社能舞台)
アクセス:両津港から車で約5分
料 金:1,000円(運営協力金として)
演 目:羽衣~盤渉~
※薪能ライナーバスが運行されます(佐和田BS~金井~椎崎諏訪神社)
ライナーバスを利用する場合は、前日の17時までに「新潟交通佐渡」へお申込みください。
新潟交通佐渡 TEL:0259-52-3200 乗車運賃500円
【鼓童 佐渡宿根木公演2017】
佐渡発のパフォーマンス集団「鼓童」が、佐渡「宿根木」で、連続公演を開催中です。
開催日:4月29日~5月6日 11:00~,14:30~
開催地:佐渡市宿根木(宿根木公会堂)
アクセス:小木港から車で約10分
料 金:3,500円(中学生以上)1,500(4歳~小学生) ※当日は300円プラス
【佐渡國鬼太鼓どっとこむ】
佐渡の伝統芸能が一堂に会するイベント。地元特産品の販売もあります。
開催日:5月28日
開催地:佐渡両津湊 おんでこドーム
アクセス:両津湊より車で約1分
2017年4月24日月曜日
角田山の山野草イラスト イカリ草、雪割草、コバイモ
今日のイラストは、新潟市西蒲区の「角田山」に咲く山野草のイラストです。
角田山は登山コースが七箇所あり、初心者から熟練者まで、それぞれが登山を楽しめます。
また、春になると雪割草が咲き誇り、イラストのようにいろいろな山野草と競うように花を咲かせます。
雪割草が咲くコースは、上記七箇所のうち四箇所。
・五ケ峠登山口⇒なだらかで登りやすく、家族向け。
・灯台登山口⇒先日ご紹介した米山や佐渡が見えます。
柏崎市 米山の山野草 米山山開き登山
・浦浜登山口⇒五ヶ浜~大深山経由山頂へ至るコース。
・福井ほたるの里登山口⇒なだらかで登りやすい。登山口には「じょんのび館」があります♪
角田山の雪割草は4月上旬が見頃で、いまは散り果てのようです(汗)が、
新緑や他の山野草が咲いていると思います。
2017年3月30日木曜日
三国街道と小千谷の絵紙 魚沼の山のイラスト
今日のイラストは、三国街道近くにあるFM塔付近から魚沼の町並みを望んだイラストです。 先日、三国街道についての記事をアップさせていただきました。
⇒三国街道のルートと宿駅について【イラスト:栃原峠】
三国街道は江戸幕府の政策の一環として、東海道、中山道、日光道、奥州道、甲州道の五街道に次ぐ街道とされ整備された街道です。
新潟県内は、三国峠~浦佐~堀之内~長岡~寺泊へと続きます。
堀之内や塩沢は十日町や小千谷とならんで、縮の生産が盛んでした。
三国街道を縮商人が反物を背負って越え、江戸へと出向いたわけです。
その他、長岡藩主、牧野備前内は川を上る鮭をとらえて、将軍家に毎年献上していたそうですが、三国街道を通って江戸へと献上鮭が送られていたと言います。
寛政8年(1796)8月には、村上藩主 内藤信敦の一行が参勤交代を行った際、三国街道を通っています。
江戸から明治、昭和初期の人々が足繁く通った三国街道。
旅人や商人の思いがつまった道なのでしょうね。
話しが戻りますが、
小千谷の縮商品は、江戸へと縮を売りにいった帰り、
江戸の浮世絵をお土産に買ってきたそうです。
この浮世絵を「絵紙」と言い、小千谷の人たちは壁に貼って楽しんだり、
ひな祭りの際に飾っていたそうです。
季節が終わってのお知らせとなってしまいましたが、
毎年2月~3月上旬に小千谷市では
この絵紙と雛人形を展示する催しを開催しています。
絵紙は色鮮やかで、江戸の人々のセンスのよさを感じます。
また、江戸の暮らしぶりがわかるので、見ていて楽しいです。
毎年違う絵紙が展示されているので、是非とも足を運んでほしいもの。
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こんにちは、魚沼工房のさとうです。 今日のイラストは、浦佐毘沙門天堂の裸押合い祭のワンシーンです。 ●浦佐毘沙門堂の写真については ⇒ 浦佐毘沙門堂の境内【写真あり】 をご参照くださいね。 さて先日、ササラ擦りのイラストをアップしました。 ⇒ 裸押合い祭の...
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ハガキが家に着くまで、 山行きを終えて一路、越後路でしょうかね。 今回も多くの思い出が荷につまりましたね。 楽しさを 背に治めての 雲の中 雄阿寒 雌阿寒 平成9年7月9日
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ねぶた祭 今日のイラストは青森ねぶた祭の「ねぶた」です。 ねぶたというのは、練り物の「灯籠」(山車)のことですが、青森のねぶた祭の由来については「青森ねぶた祭オフィシャルサイト」の「知る」「ねぶたの由来」に次のように書かれています。 青森ねぶた祭は、七夕祭り...